じゃがいもを保存する方法を紹介。常温で保存する時。冷蔵で保存する時。冷凍で保存する時の3パターンに分けて解説します。
じゃがいもを常温保存する
じゃがいもは基本的には常温で保存するようにします。
常温で保存した場合の保存期間は約3〜4ヶ月ほどと、他の野菜のくらべてかなり長期間に渡って保存できるのが特徴的です。
じゃがいもを常温で保存する場合は「湿度」と「光」に注意するようにします。
湿度が高いと足が早くなってしまうので、湿気をカットできるように新聞紙に包んで保存したり、ダンボールの中に入れて保存します。
特に注意が必要なのが「光」で、じゃがいもに光が当たらないようにするのがポイント。じゃがいもに光が当たると発芽の原因になり、じゃがいもの発芽によって毒素の成分であるソラニンやチャコニンが増えてしまいます。
新聞紙やダンボールに入れて保存するのは、これら有害成分の発生予防の意味もあります。
じゃがいもを冷蔵保存する
紹介したように、じゃがいもは通常は常温保存します。夏場の暑い時期は室内の温度が30℃以上になる場合もあり常温保存ができません。(常温とは一般的には約20℃前後の温度です)
ですので、このような時期は冷蔵庫の野菜室に入れて保存するようにして下さい。
野菜室に入れる場合は、湿気をカットするために、やはり新聞紙でくるんでから保存するのがおすすめ。スーパーから買ってきて袋のままで保存するのがNGです。
新聞紙でくるんでおく事で、冷蔵庫内でじゃがいもが冷えすぎてしまうのを防ぐ効果もあります。
じゃがいもを冷凍保存する
じゃがいもを冷凍保存する場合は、冷凍フライドポテトのようにいったん加熱処理をしたものか、マッシュポテトのようにペースト状にしてから冷凍するようにします。
生のじゃがいもをそのまま冷凍してしまうと、中の水分が凍った後、解凍した後で水分が抜けてしまうのでスカスカな状態になり、調理してもそのまま食べても美味しくありません。
マッシュポテトで保存する時は、ラップに小さめサイズに包んで小分けにしておくと、使いたい時分だけ解凍して取り出せるので使い勝手がよく便利。
作ったマッシュポテトは、色々な料理にリメイクして活用できます。
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じゃがいもが使いきれない時
保存している、じゃがいもが大量にある時。
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