料理をいつも作りすぎてしまって余らせてしまう事が多い!というタイプの人へ。料理の作りすぎは「食品ロス」の原因です。
「料理を作りすぎ」してしまう心理状態や理由から、具体的に予防するための方法を紹介します。
保存期間が長いものを優先して作る
冷蔵庫の中で作った料理をダメにしてしまう事が多い人は、保存期間が長い料理を優先して作るようにするのがおすすめ。
保存期間を長くするアイディアとしては、例えばお肉系の料理なら「味噌漬け」「塩麹漬け」など、いったん漬け込んだものをジップロックなどに入れて冷凍保存しておく方法。
使う分だけ解凍して、「後は焼くだけ」の状態なので、無駄に残してしまう事がなくなります。
野菜を使った常備菜などを作る時には、お酢やビネガーの力で菌の繁殖を防ぎやすい「マリネ」などがおすすめです。
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「なるべく日持ちするもの」を優先して作り続けることで、食品ロスを大幅に減らせます。
リメイク術を覚える
カレーを作った後は、何日もカレーとして食べるのではなくて、グラタンにしたり、パスタにしたり、別の料理にリメイクするワザ(または、レシピそのもの)を覚える方法です。
大量に作ってしまっても、別の料理に変身させる事ができるので、「また作りすぎてしまった…」という罪悪感も減らせるはず。
また、「保存期間が長いものを優先して作る」と同じ発想で、「リメイクしやすい料理を優先して作る」というアイディアもあります。
リメイクしやすい料理の代表は「肉じゃが」。もし、大量に肉じゃがを作ってしまっても…その後で、カレールーを加えればカレーライスにできます。
▶関連:定番だけど簡単!「肉じゃが」の美味しいリメイクレシピ
さらに、その作ったカレーが余ってしまったとしても、また別のカレーリメイクレシピに、と味変しやすいところも良いですね↓
▶関連:作りすぎて余る「カレー」を変身!定番&おすすめリメイクレシピ
カット野菜を活用する
料理を作りすぎてしまう原因に「野菜の大きさに合わせて料理を作ってしまった」というケースもあります。
例えば、野菜炒めを作ろうと思って、人参やキャベツを買ったとして。「中途半端に余らせてももったいないから、1本(1個)まるごと使ってしまおう!」と考えてしまい作ったところ、とんでもない量の野菜炒めが出来てしまう…などの場合です。
野菜の大きさに合わせてしまい、分量過剰になってしまった失敗例といえますね。
まるごと野菜を買うのではなくて、例えば小分けにしやすい「カット野菜」などを活用すれば、こうした作りすぎを予防できます。
(カット野菜の種類も増えているので、「野菜をまるごと個別に買う」という発想を辞めやすいかもしれません。)
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スーパーでの買い物の仕方を見直す
こちらもある意味で材料の量が多すぎて、作りすぎてしまう例。
いきつけのスーパーの特売日など。足の早い食材まで過剰に買ってしまったりしていないでしょうか?
その場の「お得感」が先行してしまい買いすぎた結果、家で料理を作る時に「なんとか食材をダメにしないうちに使い切らないと!」という気持ちになってしまい、多すぎる量の料理が完成してしまいます。
ここまでは極端な例かもしれませんが、特売日には「ついつい余計なものまで買ってしまう」という人も多いはず。
「特売日にはスーパーで買い物しない!」など、ルールを決めてしまって、余計な買い物を減らす工夫をしても良いかもしれません。
特に、スーパーで余計なものを買ってしまいがちな人は、次の記事も合わせて参考にしてみて下さい↓