たくさん、ほうれん草がある時に。残さずに使い切る方法を一覧で紹介します。
ほうれん草を冷蔵保存する
ほうれん草は冷蔵庫の野菜室に入れた状態で5〜7日程度は持ちますが、買ってきて2〜3日もたつと、だんだん しなびれてきて見た目にもあまり美味しそうではなくなってしまいます。
しなびれていく原因は、ほうれん草の水分がだんだんと失われていってしまうから。
ほうれん草をはじめ、小松菜、水菜などの葉野菜を冷蔵保存する時は、こうした水分を逃さないようにしてあげると元気な状態で保存する事ができます。
- 買ってきたほうれん草を水をはったボウルに入れてしばら置いて給水
- 水気を含ませたキッチンペーパーで包む。
- さらにラップで包んで水気を逃さないようにする。
ほうれん草の冷蔵保存は「乾燥を防ぐ」がポイントです。
また、保存する時に寝かせて保存すると傷みが早くなるので、立てた状態で保存するのが理想です。
ほうれん草をゆで保存する
ほうれん草を茹でて保存します。茹でることで生の状態よりも、ほうれん草独特の苦味(シュウ酸)を取り除く事ができ、色々な料理に使いやすくなります。
ほうれん草を茹でる時のポイントは「少し固め」「茹ですぎない」がコツ。
硬めに茹でると、料理へのアレンジがしやすく、茹でるすぎ防止で不要に栄養成分が抜け出るのを防ぎます。
- ほうれん草の根の部分に十字線を入れて火を入れやすく下処理。
- 洗ったほうれん草を塩を入れて沸点を上げた熱湯に入れる。
- まず根本だけ熱湯につけて20〜30秒程度。その後、葉っぱも全部入れて、しんなりするまで1〜2分ゆでる。
- 冷水にさらして軽く絞り、食べやすい大きさにカット。タッパーに入れて冷蔵保存。
冷水にさらして絞る時に、力を入れて絞りすぎるち栄養成分が逃げてしまうので、絞りすぎ注意です。
下茹で冷蔵したほうれん草は、2〜3日以内を目安に使い切るようにします。
ほうれん草を冷凍保存する
ほうれん草を冷凍すると約1ヶ月程度の保存ができるようになります。
買ってきたほうれん草を洗い、しっかりと水気を切ったら食べやすい大きさにカットしてフリーザーバッグに入れるだけ。
熱を入れる場合は、特に解凍は不要で、そのまま炒めものに入れたり、スープに入れたりできるので便利。
先に紹介した「茹でてから保存」との合わせワザで、茹でほうれん草を冷凍する事も可能。こちらも同じような使い方はできますが、水気が含まれている分、やや水っぽくなるので料理で味付けする時に工夫が必要です。
一方で、生を解凍する時に比べて、冷凍庫内のスペースをとらないので、たっぷりのほうれん草を省スペースで冷凍保存する事ができます。
ほうれん草を使った活用レシピ
ほうれん草を正しく保存できていても、実際に料理に使わなければ腐らせてしまうだけ。
なるべく色々な料理に活用して、新鮮な状態で使い切るのが理想的です。
サラダにする。炒めもので使う…等がほうれん草の一般的な活用方法ですが、それ以外の料理へのアレンジ方法、活用アイデアを次の記事で紹介しています↓
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その他、代表的な野菜の保存方法&賞味期限
ほうれん草 以外の野菜について。正しく保存する方法と、おおよその賞味期限を一覧表でまとめています↓