トマトを美味しく使い切るための保存方法を、常温で保存した場合と、冷蔵冷凍保存した場合とそれぞれに分けて紹介します。
トマトを常温で保存する方法
トマトを常温保存する時はトマトの色に注目します。
すでに赤くなっていて塾しているトマトは常温保存はNG。冷蔵庫で保存するようにして下さい。
一方で表面に青い部分があるトマトは「完熟する前」なので、表面が赤くなってくるまで「あえて常温で保存させる」が正解です。自然に塾させたら(追熟)次に紹介する方法で冷蔵保存をします。
(ちなみに、常温保存の「常温」は通常20℃前後の温度です。夏場は暑くなりすぎるので、冷暗所で保存するようにします。)
トマトを冷蔵で保存する方法
トマトを冷蔵保存する場合は、乾燥と低温に注意するようにします。
室内が低温すぎるとトマトが弱ってしまうので、冷蔵庫の中の野菜室で入れて下さい。また、トマトの乾燥を防ぐために1個づつラップでくるむようにすると長持ちします。
ラップでくるむ事は、トマトから出るエチレンが他の野菜をダメにしてしまうのを防ぐ効果もあります。
野菜室で保管する時は、トマトの「ヘタ」を下向きに。他の野菜やトマトと重ねないようにして、果肉を圧迫しないように注意します。
冷蔵保存する時の目安の保存期間は約1週間程度です。
トマトを冷凍で保存する方法
トマトは冷凍保存する事もできます。冷凍保存する時は、水気をよく切ってフリーザーバッグに入れて保存するだけ。
冷蔵保存だと1週間程度しか持ちませんが、冷凍保存の場合は約1ヶ月も保存させる事が可能。
フリーザーバッグに入れる時は、丸ごとトマトを入れて保存しても、ダイスカットして細かく切ったものを保存してもOK。
丸ごとトマトは、解凍後の湯剥きが不要で下ごしらえがラクに。ダイスカットしたトマトはそのまま料理に入れたり、スープの具材に入れて使う事もできます。
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