いつもよく使っている野菜の賞味期限はどれぐらいなのか知っていますか? 主な野菜の賞味期限や保存方法を分かれば、食材を無駄に捨ててしまうのを防ぐ事ができます。
なぜ野菜には賞味期限の記載がない?
ほとんどの食品には「賞味期限」が書かれていますが、野菜にはそういった賞味期限が書かれていません。
「賞味期限が書いてる方が便利なのに、なぜ野菜には書いてないの?」と思ってしまいますよね。
野菜に賞味期限が書かれていない理由は、主に2つです。
- 状況によって賞味期限を判断するのが難しい
- そもそも記載の義務がない
例えば、同じキャベツでも「いつ収穫した?」「どんな配送をした?」「どんな保存をしてた?」など、同じ商品でも状況がかなりバラバラ。
なので、野菜自体が腐ってしまう期間はある程度同じでも、状況によってまわりの環境にかなりバラつきがあります。そのため、個別に賞味期限を予測するのが難しい現状です。
また、加工食品の場合は賞味期限を記載することが義務となっていますが、野菜はこうした義務もない事も記載がない理由です。
(但し、こうした生鮮食品は「早めに食べる」が前提にもなっています。)
野菜の賞味期限一覧と保存方法
記載が難しいことや義務もないため、野菜に賞味期限が記載されてないのは分かりましたが、実際に家庭で保存する時に「どれぐらい持つの?」は知っておきたいところ。
そこで、目安となる野菜の賞味期限を一覧表にしてまとめました。
「見た目」「匂い」「味」などは、必ず実際の野菜の状態を見て判断することを前提に、おおよその目安として活用してみて下さい。
(※ 記載の常温は20℃前後の環境です。夏場は常温温度にならないので冷蔵庫や冷暗所に保管します。)
野菜の種類 | 保存の目安 | おすすめ保存方法 |
---|---|---|
トマト | 冷蔵庫で約2週間 | トマトは水気に弱い。ラップで包んで湿度をカットして保存する。
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玉ねぎ | 常温で約2ヶ月 | 袋に入れっぱなしにするとカビやすいので、袋から出してカゴやネットに入れる。
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じゃがいも | 常温で約1ヶ月 | ダンボール等に入れて風通しの良い場所で保存。(光に弱いので、ダンボール内に入れるのが良い。) りんごと一緒に保存すると、芽が出にくい。 ▶関連:じゃがいもを美味しく保存する方法 |
牛蒡 | 常温で約1週間 | 新聞紙に包んで立てて保存。泥付きのままで保存が基本。これは、自然環境に近いほど長持ちする事が理由。
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キノコ類 | 冷蔵庫で約3日 | 水気がNG。キッチンペーパー等につつんで、かさを上にして保存すると長持ち。
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水菜 | 冷蔵庫で約2日 | 葉野菜は水気がある方が長持ち。キッチンペーパーを濡らしてくるんで立てて保存。 |
ほうれん草 | 冷蔵庫で約2日 | 葉野菜は水気がある方が長持ち。キッチンペーパーを濡らしてくるんで立てて保存。
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小松菜 | 冷蔵庫で約2日 | 葉野菜は水気がある方が長持ち。キッチンペーパーを濡らしてくるんで立てて保存。
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かぼちゃ(丸ごと) | 常温で約1〜2ヶ月 | ※ カットされたかぼちゃは冷蔵で3〜4日。種とワタの部分から痛みやすいので、取り除いてラップで包んで保存。
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もやし | 冷蔵庫で約2日 | 痛みやすい野菜の代表。水を張ったタッパーに入れて、保存する。水をこまめに変えると長持ち。
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大根 | 冷蔵庫で約1週間 | まず「葉付き」のものは、その部分をカットして葉と大根を別々にする。それぞれラップに包んで野菜室へ。 ちなみに、同じ原理でセロリ等も葉と根の部分を切り分けてラップ保存すると長持ち。 ▶関連:余った大根で作るおかず |
茄子 | 冷蔵庫で約1週間 | そのまま入れると水分が失われやすい。1本づつラップでくるむと、水気が抜けず美味しく保存可能。
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